学生がプロジェクトを完走するために

目次

  • はじめに
  • モチベーションを維持するための戦略
    • なぜプロジェクトが失敗しやすいのか
    • モチベーションを高めるための実践的なテクニック
  • おしまい

  • 当たり前かもしれない事を書いていきます

    はじめに

    「プロジェクトを立ち上げたけれど、途中で頓挫してしまった経験はありませんか?」

    学生にとって、プロジェクトを完走させるのは簡単なことではありません。社会のエンジニアが給料をもらって開発するのとは異なり、学生プロジェクトでは経験やリソースが限られ、失敗する確率が高いものです。しかし、これらの失敗から得られるものは多く、次に生かすことができる重要な学びです。本ブログでは、学生がプロジェクトを最後までやり遂げるためのコツについて、私自身の経験を交えながら解説していきます。

    モチベーションを維持するための戦略

    「プロジェクトが進むにつれて、最初のやる気が次第に薄れていくのを感じたことはありませんか?」

    長期的なプロジェクトでは、最初のモチベーションを維持するのが難しくなることがよくあります。しかし、モチベーションを保つためには、いくつかの工夫を取り入れることで、最後までやり遂げる可能性を高めることができます。ここでは、モチベーションを高め続けるための具体的な戦略を紹介します。

    なぜプロジェクトが失敗しやすいのか

    学生のプロジェクトが失敗しやすい理由の一つに、外的なプレッシャーの少なさがあります。社会人エンジニアの場合、明確な締め切りやクライアントからの厳しい要求があり、それがモチベーションを維持するための強制力となります。しかし、学生プロジェクトでは、こうした外的要因が不足しているため、やる気を保つのが難しくなりがちです。

    さらに、学生プロジェクトでは、金銭的な報酬が伴わないことが多く、これもモチベーションの低下につながります。報酬がないため、プロジェクトに対する責任感や達成感が薄れ、途中で挫折してしまうケースが少なくありません。これらの要因が重なり、学生プロジェクトが失敗しやすい状況を作り出しているのです。

    結局のところ、学生プロジェクトが失敗しやすいのは、外的なプレッシャーや報酬の不足が、やる気を維持する力を弱めてしまうからです。

    モチベーションを高めるための実践的なテクニック

    私自身の経験から、モチベーションを高めるために有効だと思ったことをいくつか紹介します。

  • ペアプログラミングをする
  • 複数人で一緒に作業することで、自分にはないスキルや知識を学び取ることができ、それが自己成長につながります。その結果、やる気をさらに高めることができるだけでなく、サボることで相手に迷惑をかけたくないという責任感が生まれ、外的なプレッシャーの少なさを補う効果も期待できます。

    また、学生の中には、開発経験が乏しく、具体的な進め方がわからないままプロジェクトから離脱してしまうケースも少なくありません。しかし、複数人で作業をすることで、そうした不安や疑問を気軽に相談できる環境が生まれ、消極的にならずにプロジェクトに積極的に関与できるようになります。互いにサポートし合うことで、個々のスキルを補完し、プロジェクトを完走させる力を高めることができます。

    さらに、チームでの作業は、コミュニケーションの機会を増やし、意見交換を通じて新たなアイデアが生まれる場にもなります。これにより、プロジェクトの進行がスムーズになり、モチベーションの維持にもつながります。複数人での作業は、学生プロジェクトの成功率を高めるでしょう!

  • タスクを明確に割り当てる
  • タスクを明確に割り当てることで、各メンバー、チームが自分の役割をしっかりと理解し、責任感を持って作業に取り組むことができます。

    これにより、プロジェクト全体の進捗が見えやすくなり、誰がどの部分で貢献しているのかが明確になります。貢献度が可視化されることで、各メンバーは自分の努力がプロジェクトにどう反映されているかを実感でき、達成感を得ることができます。また、他のメンバーの貢献が見えることで、自然と健全な競争意識が芽生え、チーム全体のモチベーションが高まるでしょう。定期的にタスクの進捗状況を確認することで、メンバー間でのサポートや調整がしやすくなり、プロジェクトをスムーズに進めることが可能になります

    github issuesやgithub Projectsをうまく使っていきましょう

  • 締め切りを決める
  • 締め切りを設定することで、プロジェクトのスケジュールが明確になり、だらだらと時間が過ぎるのを防ぐことができます。

    何事も締め切りがないと怠けてしまうので締め切りは大切です。

  • 定期的にタスクの進捗状況を
  • 毎日もくもく会や話し合いを行うことが非常に有効です。チーム全員が集まり、それぞれが「やったこと」、「わかったこと」、そして「次にやること」を共有、文章化することで、進捗を明確にし、問題点を早期に発見、確認することができます。このように毎日タスクの状況を文章化し共有することで、各メンバーが自分の役割と進捗を再確認し、次に何をすべきかを明確にできるため、プロジェクト全体が計画通りに進む確率が高まります。

    正直、毎日集まることは忙しい学生にとって難しいです、、、

    長期休みなどの時間に余裕がある期間を計画的に過ごしましょう。

    おしまい

    アジャイル開発とかいろいろありますけど重要なのは、メンバーのモチベーションを維持し、どれだけプロジェクトを進められるかが大事です。

    失敗も成功も含めて、すべてが次に生かすための貴重な経験です。

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